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またまたOPTION時代の続きを・・・

企画でマフラーを交換することになったけど、
当時、マイカーを持っていなかったので
勝手にママさんのクルマのマフラー交換をしてやりました。

これでワタシもいっぱしのワル。

爆音マフラーで不良街道まっしぐらだ~と、半ば本気で思い、凹んでいました。

ところが交換した帰り道。

なんの個性も無いノーマル、ATのシビックフェリオがいいサウンドを奏でる。

何、このサウンド!!
なんちゃってだけど、スポーツカー的な感じ?
あれ、ちょっとかっこいいかも・・・

それまで単なる移動の手段だったクルマが、急に自分に近くなったような気分になってきました。

教わりながらだけど、自分の手で交換した!というカンドーもあわさって、
急にかわいいクルマに。

やばい。

これがチューニングの世界なの?



で、

その数日後。

「近ごろクルマからへんな音がするの。壊れたかしらん?

とママさんがいう。

ドキっとしたが「そんなことないよー」とかわす。



さらに数日後。

深夜に帰宅したらパパさんに「ここに座れ!」とリビングルームに呼び出された。


「クルマが壊れたというから調べたら、おまえ、マフラー換えたな(怒)」


「あ、あ、あれは、仕事ですから!!!」


「親のクルマを勝手にけしからん。即、今、戻せ」


いい年して、正座をさせられたまま厳しくしかられた。


「ノーマルマフラー、捨ててないだろうなっ(超怒)」

「はっ」


自分の部屋のクローゼットの奥底に隠したマフラーを取り出してきて見せた。


「即、交換してこい!」




深夜2時。

ノーマルマフラーをかかえたまま会社へ戻り、

会社の駐車場でジャッキアップ。

あふれる涙をぬぐいながら、悪戦苦闘してマフラー交換。



そんなころをふと思い出した今日なのでした(笑)


むかし、むかし。

本当にクルマ音痴で、そのうえ運転はヘタレでした(笑)


クルマと出かければ迷う。

車線変更もUターンもスムーズに出来ないから延々まっすぐに行ってしまう。

高速道路では分岐で停まってしまうわで、まさに走るシケイン。


そんな状態で、OPTION編集部員になってしまったので、

当時の先輩方々も、えらいお荷物が入社しちゃった~と、大騒ぎだったと思います(笑)


とうぜん、会議での会話にはまったくついていけず何度も気絶しかかりました。

なにしろ会議中の会話は、

「次の特集はポン付けタービンでいこうよ」

「いや、次はカムチューンでしょ♪」

「FD、FCの特集もやりたい!」

「じゃ、ペリ仕様のFDがあるからさー」


ポン漬けタービンって何?
カムチューンて、噛むちゅーんって???
エフディー、エフシー?
ペリ仕様?



先輩方々の会話はまったく意味不明ー。


「じゃ、とりあえずtamaは、マフラー交換。それを体験レポートしてきて」

と、会議の最後の言われたとき、

最初に頭に浮かんだのは、何故、首に巻くマフラーを交換した記事を書くの?ってこと。


「おまえ、襟巻きじゃねーぞ。クルマのマフラーだぞ、わかってる?」

といわれて、頭に浮かんだ映像を消去。


何故壊れてもいないマフラーを外して、違うマフラーを交換するのかも、意味不明。

でもサラリーマンだし、いたしかたあるまい。


そんな、いわゆる、フツーの女子だったんですよね。

まさか、それから数年後、こんなマイカーに乗ることになるとは、

自分自身も想像すらしてませんでした(笑)


↓OPTION時代。数年後のマイカー


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たまDX

Author:たまDX
レース専門誌、チューニングカー専門誌の編集部員を経て独立。その後はクルマの専門誌、女性誌、男性誌、動物専門誌にてドライブ旅、ドライブグッズ、女性のためのクルマ選びなど企画編集執筆。その他、女性誌ではライフスタイルに密着した企画編集、ブライダル専門誌では「男性のための結婚講座」、「結婚費用講座」の企画編集執筆も担う。2006年から2009年、女性のためのカーライフマガジンの編集長。2010年カーライフ情報サイト「カーユニ」、2011年とんがりガールズの編集長に就任。

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